ぼくセザール10歳半 1m39cm
バティニョールおじさんでかわいさ全開だった子役が肉襦袢を着て登場。
映画に出てくるお菓子やお料理ってついつい食べたくなるのだけれど、
彼の顔ほどもある大きなメレンゲには心惹かれませんでした。
東京ではあのサイズのメレンゲを探すことが出来なさそうだし。
小さな子供の小さな冒険物語。
定番ですが、ほのぼのします。
一番印象に残っているのはロンドンで子供たちを助けてくれたパンクなおばちゃん。
映画が終わるまで彼女が木の実ナナに見えて仕方が無かった。
猫が行方不明
ガイドブック代わりにフランス映画をチェック中。
バカンスから帰ったら猫がいなくなっていて、
探しているうちに少しづつ自分自身が変わり始める
猫が見つかった時から少し違う毎日が始まった。
再開発が進んでいくバスティーユ界隈の様子。
追い出される住民、取り残される老人。
新しく出来る町並みに魅力を感じる新しい人
ゲイと暮らすもてない女。
だけど知的障害者は言い寄られ、
最後にはちょっと希望の光。
街は変わるもの。
悲しむ人もいるけど喜ぶ人も。
バスチーユ界隈は初めて言った旅行についてた
半日観光で通っただけ。
一度ちゃんと歩いてみようか。
ハウルの動く城
目的地をストラスブール、コルマール、アルザスワイン街道の村に決めた。
で、調べてみたらコルマールはハウルの動く城のモデルになった街らしい。
そのおかげもあってか情報収集はスムーズ。
でも私はハウルの動く城を見たことがない。
うーん。
別に見なくてもいっか。
ガスパール~君と過ごした季節
子供の頃母親に捨てられたロバンソンと同居人の妻に逃げられたガスパールの話。
二人とも捨てられたもの同士だが、ロバンソンは家族と愛にあこがれ、ガスパールは家庭にはうんざりと言う。
二人は海辺の廃屋に廃材を集めて修理をし、レストランの開業を目指しながら、夜は度々人の家に忍び込んで食料を盗み食いして生活している。
南フランスの海辺に捨てられたおばあさんをロバンソンが拾ってくるところから物語が始まり、そしてロバンソンは子持ちの未亡人に恋をする。
海と砂浜と緑が美しい海辺に、南フランスらしいカラフルでポップな色の椅子が並ぶ。
二人の男とおばあちゃんの奇妙な共同生活はおとぎ話のよう。
ロバンソンのまっすぐな優しさと、ガスパールの不器用な優しさが温かい。
夜、人の家出の盗み食いシーンでの、子供のようにはしゃぐ二人のシーンはとても無邪気。
幸せな気持ちになれる物語。
ある子供
雑誌フィガロ主催の試写会のシネマの休日で観た映画。
無知で間抜けな子供男と、大人になりきれない女の間に子供が生まれたところから物語が始まる。
主人公たちのあまりのバカっぷりに、胸糞が悪くなる。
実際途中で退席する客もいた。
その場の面白おかしさのために迷惑行為や犯罪に走る人や、理由も無く目的を見失った人になら共感できるだろうか。
バカな男に”自分がいなくてはだめなんだ”とハマる女性も共感できそうだ。
しかし、共感するだけでは救いがない。
ラストシーンでは主人公の男が救われたかのように見えるが、きっとまた繰り返すだけだとさめた気持ちになる。
自分の愚かさに気づくだけでは自分を変えることは出来ない。
無条件に自分を受け入れてくれる存在は必要だが、何でも許すだけの存在では意味がない。
富裕層と貧困層がはっきりと分かれている欧米。
この映画の主人公たちも貧困に生まれ、まともな教育を受ける機会が無く、社会に居場所を失い生きている。
日本にだって貧困はあるし、社会に居場所が無い人々もいる。
しかし、貧しくとも六畳一間にフェラーリに代表される分不相応な豊かさに隠され、社会に居場所が無くとも両親に寄生することで、内に奥に隠れてしまう。
当て所無くとも淡々と、人と関わり生きていく主人公達のほうが未来に希望があるかもしれない。
いつも同じサンドイッチを立ち食いし、インスタントコーヒーをガス湯沸かし器のお湯で入れる。
食事の貧しさは心の貧しさの象徴だ。
アメリ
アコーディオンの無邪気な音楽とキャンディボックスのような映像がかわいらしい映画。
この映画を見た後はしばらくクレームブリュレにはまった。
色調が強めに表現された映像で見るブリュレのパリパリ&クリーミーな感じがたまらない。
内容はというとブラックだ。
心温まるエピソードもうまくいかなければただのタチの悪いいたずら。
いたずらどころか冷静に見ると法律的に駄目。
駄目なのだが(駄目だからこそ?)面白い。
アメリのいたずらは誰かの幸せのためにある。
いや、愛があっても駄目なことは駄目なのだが、いいではないか。おとぎばなしなのだから。
とにかく幸せな気分にさせてくれる映画だ。
バティニョールおじさん
ナチス占領下のパリ。
不器用でまじめがとりえの普通のおじさんバティニョール。
奥さんにコケにされても、小さな肉屋でまじめにこつこつ働いている。
ユダヤ人の子供をかくまうことになったのも、正義感等ではなく行き掛かり上でのことで、最初に彼が守ろうとしたのは、子供よりも自分だったように思う。
善良な人ではないけれどいいおっさん。そういう感じがとても良い。
シモンがかわいい・わがままで頭が切れる口が達者な子供。
だけど真っ直ぐでとても素直だ。
そんな子供たちと一緒にいるうちに、普通のおっさんバティニョールが子供たちを自分で守ろうと思うようになる。
そして、大変な危険を冒して、家族を置いてシモンたちを逃がすための冒険のたびが始まる。
大変な時代の悲しい事情を描いた話だが、とても心温まる映画。
主人公がご立派な聖人君ではないところが好き。
この映画の料理は何と言ってもおいしそうなハムやパテ。
シモンはユダヤ人なので、せっかくのハムを食べてくれなかったけど。
豚を食べないユダヤ人と豚屋のおっさんの逃避行。
パリのレストラン
舞台はパリにあるレストランが閉店する、その一夜の物語。
人生の記憶とそのとき食べた料理の記憶がSetになっている人も多いのではないだろうか?
それがあまり楽しくない思い出であっても。
楽しい思い出であればなおのこと。
ラストシーンの客たちの名残を惜しむ気持ちが伝わってくる。
登場する料理はどれも伝統的なフランス料理。ドッシリと濃厚そうな料理達。
ブラッスリーグー や、ル・クロ・モンマルトル に行きたくなる。
それと、昔恋した人と行った思い出のレストランにも。。。


